満願。

『満願』米澤穂信 5月16日読了。

 

何年か前の「このミステリーが凄い」の1位に選ばれてた作品で、短編集ですね。

このショートストーリーの中にしっかりとミステリーが入っているのが凄いよね。

6本やったかな?全部面白かったもんな。

読みやすいし。

 

この人の作品は『ボトルネック』と『王とサーカス』と他なんか読んだかな?

『王とサーカス』もこのミス1位獲ってた気がするけど

 

えーーーーーー、そのこと実はそーゆーことなん!?

ってあとでしっかり繋がってくるから凄いよね。

どーゆー風に考えてるんやろか。

すごいと思います。

作家の構成力というか発想というか

小説家ってやっぱり知識の量から何から何まですごいよね。

尊敬するよね。

 

 

よく、意外というか、勝手に思われてるんやけど

俺はマキャベリな一面が、ちゃう、お喋りな一面があるから、

人の話を聞くのが好きってゆーと、ウソやろ!と、そんなどーでもいいウソつく必要もないのに言われます。

自分が話しをするのが好きってことは話しを聞くのが好きってことになると思うんやけどなー。

他の人は違うんかな?

 

本を読む、人の話を聞く、とかっていうインプットは欠かせない。

いろんな人のいろんな考えや想いを聞いていくことでわかってくるものや見えてくるものがあって

そこを縫うようにおもしろい話をできるかどーかやと思うわけです。

自分の考えとかは他の人の考えを知って初めて生まれるものやと思うから

なにも他と比べたり、しなかったら一切自分のポジションがどこにいるのかわからないままやと思うのよね。

それじゃダメだとおもうから、自分はこう思うけど他の人はどう思っているかを聞いて考える。参考にする。語る。わけです。

 

んでも、まぁ仕事柄高校生の話はおもしろいよ。

若い。そしてアホ。

女子高生の恋愛感とか聞いていて飽きないね。

おそらく、時代とともに変わっていくのかもしれないし。

今の高校生がツイッター経由でラインを聞きだそうとしているとかおもしろいね。

 

あと、オタクというかマニアの話もおもしろい。

そこにそんなにこだわるのかって思うよね。

つまり、俺も周りの人から、オモシロイ奴の一人に認定されたいよね。

 

人と話したりするときにさ、

「俺の知り合いに高橋って奴がおってさ、コイツがもぉマジでぶっ飛んでておもろいねん!」

こんなん言われたらサイコーの誉め言葉ちゃう?

 

あー、でもそない思うと、小説家や作家さんに比べたら俺なんかまだまだやなー。

もっとレベルアップしよ。

ぶっ飛んでいかなあかんな。

なんか、フツーに常識人の枠に収まってたな。

 

 

なーーんで、こんな話になったんやろか。